制限をかけているのは自分
いま転職を考えているのになかなか踏み切れないというあなた、もしかしたら自分には転職は無理だと思い込んでいるだけかもしれません。
求人情報を見た時、本当はとても興味があるのに仕事内容のイメージや先入観だけで切り捨てたり諦めたりしていませんか?
実際、世の中の実に8割の人は自分のやりたい仕事に就いていないとも言われています。
ですので、本当にやりたいと思った仕事には思い切って飛び込む勇気も必要です。
無理だと思うのは思い込み
たとえば「やってみたいなあ」と思った仕事を見つけたとき、
・年齢的に難しそう…
・この仕事は男性(女性)向きみたいだからやめておこう…
と思ったことは誰にでもあるはずです。
しかし、せっかく自分の能力が活かせそうな求人を見つけたのに、その企業に何も働きかけないまま勝手な思い込みでスルーしてしまうのは非常にもったいないことです。
企業の魅力は求人情報だけでは伝えきれないこともありますし、もしかしたら自分の想像とは全然違っていたり、実は自分向けの仕事だったという可能性も大いにあります。
たとえ条件から多少外れていても、欲しいと思った人材なら人事の方が融通を利かせてくれることだってありますしね!
道はまず自分で開く!
昔は「これは男性の仕事、女性の仕事」とされていた職業でも、今では男女関係なく活躍できるようにはなってきましたが、まだまだ開かれていない分野もあります。
特にこれまでずっと男性社会だった職場に女性が入ろうとしても前例がない場合、最初の段階で断られてしまう場合もあるかもしれません。
そんな時はまず、自分が第一号になるくらいの気持ちで交渉してみましょう!
最初は受け入れられるまで苦労するかもしれませんが、必ず熱意は伝わります。
今でこそ当たり前のように女性が活躍している仕事でも、ひと昔前までは誰一人いなかったものもたくさんあります。
あなたも本当はやってみたいのに、女性だからという理由で今まで転職を諦めていた人たちに道を作ってあげられたらいいですね。
女性の世界へ入ってくる男性も増加!?
男性社会だった業界への女性の進出も増えていますが、現在は一般的に女性の世界といわれる業界(たとえばネイルなど美容関係)への男性の進出も増えているそうです。
男女のくくりが緩やかになってきたのもあるでしょうが、単純に不景気で仕事がなくて女性が多い会社に入ってくる男性もいるようです。
実際、美容関係ではありませんが過去に私が勤めていた、低賃金でパート女性が占める割合の高い職場にも働き盛りの男性が次々入ってきていました。
まさかこんなパート並みの厳しい条件でも入って来るなんて、正直これにはびっくりしましたが、さすがに家庭を持っている男性はほとんどいませんでした(^_^;)
またフリーターの経験しかなかったり、新卒で入社した会社をすぐに辞めてキャリアがないといった人も多いと思います。
そんな人でもまだ20代であれば、正社員での就職を支援してくれる機関がたくさんありますので積極的に利用しましょう!
(参考記事) 転職したい新卒入社3年以内の20代必見のサービスとは?
仕事は意外なところから見つかる可能性も!
それから仕事は今ある求人情報の中から探したり、会社員になるだけとは限りません。
自分の得意分野が仕事になることだってあり得ます。
実際、学歴や職歴がなくても「○○に関してはとても詳しい」というだけであちこちから声がかかるようになり、それを仕事にしてしまっている人も世の中にはたくさんいます。
特にネットが発達した現代は、思いもかけない所から仕事に繋がっていくこともあります。
たとえばSNSなどでアピールして自分を必要としている人と出会うといった方法も、これからはスタンダードになるのかもしれませんね。
まとめ
ひと昔前に比べれば男女ともに活躍できる場は広がってきましたが、特に女性は体力面や結婚・子育ての面で不利になりがちです。
見えない差別はまだまだ残っているかもしれませんが、確実に社会の動きは変わってきているので、自分がやりたいと思った仕事には積極的にチャレンジすることを推奨します。
せっかく新たなスタートを切るチャンスにいるのですから、自分には無理だという思い込みを捨て、少しでも関心を持った企業であればぜひコンタクトを取ってみましょう!
諦めるのはそれからでも遅くありませんよ。
(関連記事)
仕事探しは求人サイトやハローワークだけとは限らない。