面接で失敗する人の共通点
求職活動で避けては通れない面接、書類選考までは順調でも面接で失敗し不採用になってしまう方もいるのではないでしょうか。
面接になると緊張して本来の自分を出せず、不安に感じている人たちにはある共通点があります。
それは「面接時に起こりうる、最悪の状況ばかり想定している」ということです。
不安は不安を呼ぶ
面接に限らず、極度に緊張してガチガチになっている人を見たことがある方は多いと思いますが…
面接前は実際に対面した時の第一印象がどう思われるか気になったり、圧迫面接だったらどうしようとか、練習通り振る舞えるだろうかなんて不安になりますよね。
実際、私も面接になると頭の中が真っ白になって思いがうまく伝えられなかったことがありました。
当然、結果は不採用。
一応、受け答えや質問も予習していたんですが、いざ本番になると張り詰めた場の雰囲気に圧倒されて言葉が出て来ず、思いもしないことを話して自滅したわけです。
時間と心のゆとり
また、初めて行く場所で道に迷ったりするとその後の面接にも影響が出る場合があります。
私も電車で巨大な敷地内にある会社の面接に行ったとき、無事目的地に着いたのですがそこは敷地の裏側。
敷地は周囲が柵に囲まれており、どこから入っていいのかわからず焦りました。
地図を見た時もなんとなく嫌な予感はしていたのですが、予感的中です。
おかげでかなりの時間をロスしてしまい、時間に余裕をもって出たはずが開始時間に間に合わず、走って息切れした状態でその会社に電話を入れたという苦い思い出があります。
迷った時点で落ち着いて電話すれば良かったのですが、若かったし気持ちに余裕がなかったんですね(^_^;)
結局、到着してすぐに始まった面接では、時間に遅れてしまったことに動揺して会話も上の空になってしまい、惨敗でした。。
失敗する人の悪い癖
まあ、面接に失敗するパターンはこれだけではありませんが…
このように失敗してしまう人は必要以上に不安になったり、わざわざ最悪の状況を想定してしまうクセがあるとも言えます。
つまり、「最悪の状況を想定している」=「自分でその状況を引き寄せている」ということ。
自分では面接がうまくいくシミュレーションをしていたつもりが、無意識ではうまくいかなかった現実を創っていたというわけです。
これはダメ元でぶつかっていくのとはちょっと違うよ。
現実はイメージが創り出す
ということは、面接が不安になった時は単純にその逆のことをすればいいだけなんです。
たとえば
・社内は雰囲気がよく、初めての訪問でも優しく迎え入れてくれました
・面接官はとても感じのいい人で、自分の思った通りに話せました
・会社との相性も良く、ここで働きたいという気持ちが高まりました
など、自分がこうなっていたい状況をイメージするだけでも全然違います。
もし電車が遅れたり道に迷ったりなどのハプニングが起きても、こういうイメージができていたら不思議と落ち着いて対処できるでしょう。
ちなみにイメージが「過去形」になっているのは、面接を終えた未来の自分にとっては過去の出来事になっているためです。
紙に書き出してみる
なお、イメージしづらかったら具体的に紙に書き出しておくとより効果が高まります。
これは未来日記ともいいますが、もちろんその場合も過去形(完了形)で書くことがポイントです!
仮に面接が翌日だったとしても、「きっとこうなる!」としっかりイメージできれば直前でも大丈夫ですよ。
ただし、この方法で面接が無事に終わったとしても自分の抱いていた印象とは違っていたり、不採用になってしまうこともあるかもしれません。
それはそれでこの会社とは縁がなかったということなので、面接で失敗したからだと落ち込む必要はありません。
縁のない会社というのは、入社しても自分の為にならない会社です。
早く仕事を決めたいがために違和感のある会社に入社しても、早期退職になってしまったりブラック企業だったら意味がありませんからね。
まとめ
面接になると緊張して不採用になってしまう人は、無意識に最悪の状況を創っているだけかもしれません。
最悪の状況を引き寄せないためには、ただ「うまくいく」ことをイメージするだけ。
面接日が来るまでの間は、実際に面接が終わったときに自分が感じていたい状況をしっかりイメージしておけば、当日もきっとうまくいくはずです。
これから面接を控えていて不安な方は、ぜひこの方法を試してみてくださいね!
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