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ブラック企業に就職してわかったこと

その会社、ブラックかも?

私は文系の大学を卒業後、田舎のホームセンターに就職しました。

当時は就職氷河期と言われる、就職希望の新卒者にとって大変厳しい時期。

結局そこしか内定が出ず、就職浪人はしたくなかったので入社したのですが、実際に勤め始めてしばらくするといわゆるブラック企業だということが次第にわかってきました。

そして数年後、その会社を辞めてアットホームな物流企業に転職しましたが、やはりブラック企業に変わりありませんでした。

 

ブラック企業の共通点

その後もアルバイトから契約社員まで数多くの会社を転々としましたが、ブラック企業に共通しているのは労働基準法を無視しているということです。

簡単にまとめると、いずれも基準を満たしているのに

「残業代の割増がない」「残業代未払い」
「事前連絡なしに賃金カット」「有給休暇を与えない」
「社会保険に加入させない」「連休がとれない」

そして

「突然のリストラ」「パワハラ」「使い捨て」

といった特徴があります。

また、「報告・連絡・相談」(ほうれんそう)ができていないのも共通しています。

 

もう何も信じられなくなったよ。。

洗脳されている可能性も…

私は最初にブラック企業に入ってしまったので、世の中はこういうものだと洗脳されかかっていたのですが、こういった会社に騙されてはいけません。

初めての就職だとその会社を基準にしてしまうので、何でもその会社のやり方が正しいと思い込んでしまいがちですが、優良企業と比較したら雲泥の差があるんです。

 

しかし、労働環境がよくないと人間関係もドロドロかと思いきや私の場合、不思議と従業員同士の結束ができたりして人間関係に悩むことはあまりなかったのは救いでしたね。

とは言っても辞めてしまう人も多いので、長期的な人間関係の構築は難しい面もありました。

もちろん去っていく者を止めようとする人は誰もおらず、むしろベテランのパート従業員からは早いうちにまともな企業へ就職するよう勧められました。

 

皆いい人だけど、あちこち彷徨ってる感じの人が多かったね…

早めに見切りをつけることも大事

それから従業員を大事にしない企業はまずそれ以上の発展はしませんので、もしもそんな企業に入ってしまった場合は長く勤めるのはおすすめできません。

特に人の入れ替わりの激しい職場などは、ブラック企業の可能性大です。

実際、私が過去に勤務したブラック企業は倒産危機に陥り、何とか他企業に救われて存続はしていますが大幅な人員整理が行われたようです。

まあ今どき吸収合併も珍しくありませんが、とにかく悪質な環境に我慢をし続け、体調を崩して働けなくなるまでブラック企業に居続けることはありません。

もしいまブラック企業にいると自覚している方は、改善が見られないようなら早めに見切りをつけることも考えましょう!

 

新年度でもないのに、入社して日の浅い人が多い会社は要注意かも。

ブラック企業を見分けるには?

しかしながら、採用が決まっても入社してみないとブラックだと見抜けない場合もあります。

そんな時は「企業口コミサイト」を利用すれば入社前にある程度、企業についての情報を調べることもできますよ。

たとえば有名な口コミサイトのひとつである転職会議では、現役の社員・元社員によるリアルな会社の内部情報が寄せられています。

企業口コミ転職会議

転職会議には年収や給与明細をはじめ、福利厚生・残業・やりがい・面接内容から退職理由まで内部の人間にしかわからない情報が満載です。

すべての口コミを閲覧するには自らの情報を投稿する必要がありますが、今後ブラック企業に引っかからないためにもぜひ、参考にしてみてはいかがでしょうか?

 

 

私も過去に勤務した会社を調べたら、あらかじめ知っていたら入らなかったという情報ばかりだったよ(^_^;)

まとめ

近年は「働き方改革」が進められているとはいえ、大企業・中小企業関係なくブラック企業はまだまだたくさん存在します。

中には新卒で入社した会社がブラックだということに気付いていない若者も多く、真面目に頑張った結果、心身を病んでしまう人も少なくありません。

すべての企業が安心して働けるようになるには、まだ時間がかかります。

悪質なブラック企業に引っかからないよう、自分の身は自分で守っていくべきでしょう。

 

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明らかにおかしいと感じた事は、勇気を持って労働局に相談しよう。

会社に選ばれるのではなく、自分が会社を選ぶことも忘れてはいけない。

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