頑張らない方がいい理由
仕事でも何でもとにかく頑張りすぎる人がいますが、あなたはどんなタイプですか?
もし職場内にあまり仕事を頑張らない人がいたら、イライラしたりしますか?
どんなことでも一生懸命頑張ることは好ましく、それが当たり前だと思われがちですが、実は頑張りすぎない方が仕事もうまくいくし長続きします。
頑張りすぎる人ほど続かない
一般的に日本人は働き過ぎだとか、頑張りすぎだと言われていますが、それはそういう教育を受けてきた人が多い国だからです。
私もどちらかというと頑張りすぎるタイプで、新卒で入社した会社でもプライベートを犠牲にし、毎日ヘトヘトになるまで会社のために尽くしていました(^_^;)
私の場合、学生時代に体育会系の厳しい部活で鍛えられたことや、家庭のしつけがうるさかった影響もあると思いますが、何の疑問も抱くことなくそうしていました。
しかし、頑張りすぎると仕事が長続きしなかったり、病気になったりすることもあります。
ある意味、洗脳されていたのかもね。
頑張りすぎると後でツケが回ってくる
まず、頑張りすぎる人というのは途中で必ず「ガス欠状態」に陥ります。
目標を大きく掲げ、評価や成果を常に追い求めているので、それが実現しなかった時に一気にやる気を失ってしまうんです。
これは燃え尽き症候群とも言いますが、それでやる気を失った結果仕事を辞めてしまったり、最悪「うつ」になったりします。
やる気はもちろん大事ですが、車と同じように急発進してしまうと最初の段階で一気に燃料を消費してしまい、途中でガス欠を起こしてしまいます。
たまにゆっくり休暇をとって燃料補給ができればいいのですが、頑張ってしまうタイプの人というのはまず休もうとしないので、最後は故障してしまうんですね。
頑張らない=サボるという意味ではない
逆にあまり頑張らない人というのは仕事も長続きしますし、成果も着々とあげていきます。
私の周りにもいましたが、一見頑張っているようには見えないマイペースな人の方がしぶとく会社に残って結果を出しています。
そんな人は決して仕事のスピードは速くないですが、やる気がないわけでもなく、常に一定のペースで着々と業務を進めていきます。
頑張ってしまう人から見るとちょっとイラッとする感じですが、周りからどう思われていようと自分のスタイルを崩さず仕事ができる人は、会社にとっては貴重な存在でもあるんです。
というのも、こういうタイプの人は静かにスタートして一定のスピードを保ち、燃費がいいので仮に休憩がなかったとしても途中でリタイヤすることがないからです。
目立たないけど、実は影の功労者だったりする。
まとめ
仕事は頑張りすぎる人より、頑張っていないように見える人の方が長続きします。
入社時は特に「やる気」をアピールしようと頑張ってしまいがちですが、その勢いを無理して保ち続けようとすればいつか限界が来ます。
会社で真面目に頑張り続けて消耗してしまっている人は、少し力を抜いてみましょう。
会社にとっても、最初は勢いが良くてもすぐに辞められるよりは、安定して長く戦力として残ってくれる人の方が重宝しますよね☆
ただし、ダラダラ適当にやればいいというわけではなく、やるべきことは責任を持って期日内にきちんとやり遂げる必要はあります。
もしいま自分が頑張りすぎていて失速、ガス欠を起こしていると感じていたら、頑張らないという選択もありですよ!
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頑張りすぎてしまう人ほど、たいてい空回りして前に進まなくなる。