人間関係は視点を変えれば克服できる
職場についての悩みで一番多いのが人間関係だと言われているようですが、あなたの職場には苦手な人はいますか?
仕事は嫌いじゃないけど人間関係がどうも苦手…という人は、少し視点を変えるだけで簡単に克服できますよ。
同じ環境は続かない
まず会社に勤務していると、どんな職種でも少なからず人との関わりが発生します。
なるべく自分と似たような気の合う人ばかり集まれば気楽なのですが、現実はそうもいきませんよね(^_^;)
それに最初はすごく職場の雰囲気が良かったとしても、上司や同僚が入れ替わったり部署異動によって急に居心地が悪くなることもありえます。
私もいままで多くの会社に勤務してきましたが、だいたいどの会社にも上司や同僚の中にどうしても苦手な人がいました。
入社時の環境が永久に続くことは、ほとんどない。
相手の良い部分を探す
苦手な人がいる場合、普段はなるべく関わらないようにしていても、業務上そうもいかない時もあります。
相手は自分のことをどう思っているかわかりませんが、苦手な人と関わる時はギクシャクしてその人の嫌なところばかり目についてしまいますよね…
そしてその苦手意識というのは相手にも伝わってしまい、いっそう気まずくなります。
そんな時は、苦手意識を克服するために意識の転換をします!
つまり、苦手な人の嫌な部分にばかりフォーカスするから、ますます苦手になるんです。
なので、逆にその人の良い部分を見つけていくようにします。
法則によれば、良い部分を探して嫌な部分に思考を向けないようにするとなぜかその人が別人のように見えてくるそうです。
つまり、「こういう人だから嫌だ」という目で見るのではなく、「こういうところは尊敬できる」という見方に変えるということです。
他人の尊敬できる部分は、自分が持っていない部分でもある。
相手を変えることはできない
たとえ相手がどんなに苦手な人でも、良い部分というのは何か一つくらいはあるものです。
もしかしたらあなたの苦手な人は職場ではいつも嫌な感じでも、プライベートでは違った顔を持っているかもしれません。
また、職場では憎たらしい存在だったとしても、もしかしたらその人の背景には何か抱えている問題があるのかもしれません。
つまりどんなに苦手な人でも自分と同じく感情を持った人間であり、その人にはその人の世界があるため、相手を変えることはできないということです。
言い換えると、他人を自分の理想に変えようとするのではなく、まずは自分自身が見方を変えないと現実は変わらないということになります。
苦手な人はいずれいなくなる
それから不思議なことに、苦手な人の「良い部分」を見るようにしていくといずれはその人が目の前からいなくなるといったことが起こります。
それは部署異動だったり、転勤だったり、突然の退職だったり。
どういった経緯でそうなるのかはわからないのですが、それが「宇宙の法則」です。
なので「苦手だなあ」と思っている限り、その人はずっとあなたの前に居続けるわけです。
私も以前、アルバイト先にとても苦手な派遣社員の男性がいました。
その人はベテランの域に入っていて本人も全く辞めるつもりはないようでしたが、部署異動もない職場だったので、もう自分が辞めるしかないとまで思っていました。
ぶっちゃけその人は1日の大半をくだらないお喋りをしているだけで仕事らしい仕事もせず、良い部分というのはほとんどなかったのですが、挨拶だけはやたら威勢がいい・・・
そこで、その人に対して挨拶だけは今までより大きな声でするようにしました。
そうしたら仲が良くなったわけではありませんが、以前よりは嫌味を言ってくる頻度が減ったんです!
そういえば苦手なその人に対しては、挨拶も適当だったかもしれない。。
自分が変われば状況は好転する
このように、他人を変えることはできなくても「自分が変わる」ことで他人が変わったように感じることはできます。
そしてその後はほとんど気にすることもなくなり、仕事に集中できるようになったのですが…
しばらく経ったある日の全体朝礼でその人が今月いっぱいで辞めるということが告げられました。
はっきりした理由はわかりませんでしたが、その人は態度が横柄で社員からも嫌がられていたらしく、もしかしたら実質クビだったのかもしれません。
突然の退社で驚きましたが、決して私が「辞めろ辞めろ…」と念力を送っていたわけではありません(^_^;)
もちろんこれはすべて実話であり、この法則は職場だけではなくどんな場面でも使えます。
まとめ
職場に自分とそりの合わない人間がいるとストレスを感じます。
「無視する・関わらないようにする」というのはなかなか難しいですが、だからといって相手をどうにかしようとしたり自分から辞めようとしてはいけません。
そんなときはまず、相手の「良い部分」を探してみましょう。
良い部分を認め、自分が見方を変えれば次第に相手のことが気にならなくなり、もしかしたら相手がなぜか自分の前からいなくなるかもしれません。
人間関係を克服したい人は、ぜひとも自分で実験してみてくださいね!
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