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お金を貯めたいならまず貯金をやめること!

貯金ではなく生き金として使う

生き金として使えばお金は貯まる

今「とにかくお金を貯めたい!」と思っているあなたはもしかして、やりたいことも我慢してコツコツ貯金しようとしていませんか?

漠然とした未来のために堅実に貯金をしている人も多いと思いますが、お金を貯めたかったらまず貯金という行為はいったん忘れた方がいいかもしれません。

つまりただ貯金するのではなく、そのお金を「生き金」として資産を増やすことに使った方が結果的にお金は貯まるということです。

 

恐れから来る貯金はすべきでない

世の中には貯金を趣味にしている人もいれば、独身の方であれば将来のため、家庭の主婦なら子供の教育費のために貯金している人も多いのではないでしょうか。

もしかしたら中には、万が一失業した時のため・離婚した時のためなんて方もおられるかもしれませんね。

しかし、貯金を万が一の時のためにするのはあまり良くないと言われています。

 

つまり法則によると、

「万が一のために貯金している」=「そんな事態が来ることを想定している」=「実際にそんな事態を引き寄せる」

ということになるので、恐れから来る貯金をするのはやめるべきなんですね。

もちろんこれは「貯金をするな!」という意味ではなく、恐れから来る貯金さえしなければそんなピンチ状態を引き寄せたりはしないので、最低限の貯金があれば充分だということです。

貯金しても自分の思うようにはいかない

たとえばもしあなたが子供のために自分のオシャレや趣味まで我慢して必死に教育費を貯め、いい学校に行かせたとしても、子供が親の思い通りに行動するとは限りません。

あれこれ我慢して貯めたお金でせっかく大学まで進学させたのに、大学で刺激を受けた子供は勝手に大学を中退して、予想外の道へ行ってしまう可能性もあるわけです(^_^;)

 

また今の時代、いい学校に行ったからといって幸せな人生が約束されているわけでもありません。

それくらいなら教育費はほどほどにしておいて、今の自分のためにお金を使っておくべきだと思いませんか?

貯金はないよりはあった方がいいのは当然ですが、だからといって今の自分を犠牲にしてまで過度に貯金をする必要はないんです。

 

お金は自分が元気なうちに使うべし

また、お金はただ貯金として寝かしておくのではなく、もっと人生を楽しんだりさらに資産を増やす方法を考えて計画的に使わないともったいないというものです。

特に日本人は世界的に見ても貯蓄額がかなり多いらしいですが、いろいろ我慢して実際にお金を貯めたところで結局死ぬまで使えずに終わる人もかなりいるんだそうです。

 

たとえば定年後に旅行を楽しもうと思っていて、すでにある程度お金が貯まっているのだったとしたら今すぐ旅行に行くべきです!

もしかしたら貯めたお金を使う前に死ぬ可能性もゼロではないですし、旅行なんて定年後に行くより自分が元気なうちに行った方が身体も動くし、思い出も残りますよね。

こう考えたら、お金は自分が元気なうちにどんどん使うべきだと思いませんか?

 

堅実に貯めても、使う頃に身体の動かない老人では楽しみも半減するよ。

お金は投資で増やす

ただしどんどん使うといっても、無駄遣いをすればいいと言っているわけではありません。

貯まったお金は今の収入に加えてさらに資産を増やすことに使う、つまり投資に使うということです。

 

会社勤めをしている人だったら、いまの給与収入が今後急激に増えることはない方が大半だと思いますが、給与収入だけで資産を増やすのには限界があります。

毎月決まった額の給与収入だけでは余程の高給取りでもない限り、節約して楽しみを削ったりしないと貯金できませんよね?

 

そこで、ある程度のお金が貯まったらそれを投資に使ってお金を増やし、その増えた分でまた投資してお金を増やすといったサイクルを作り上げることが重要になってきます。

特に銀行に預けてもほとんど利息がつかない今、お金を貯めたいなら投資していくことが一番かしこい方法だと言えます。

 

元手がない時は無理しなくていいけどね。

小さな無駄をやめる

もしせっかく貯めたお金を投資で失いたくないという人は、普段から無駄なものに使っているお金がないか見直してみましょう。

たとえば100円ショップで買い物する時、「100円ならまあいいか」と言って、必要ないものまで買ってたりしませんか?

その他にも、なくてもいいアプリに課金していたり必要以上に保険をかけていたりと、人はお金に関してシビアな割には意外と無駄なものに使っていたりするものです。

滅多に行かない神社でお賽銭を入れるとき、

「御縁がありますように…」

なんて、5円玉一枚だけで願い事をしている方は特に注意が必要かもしれません(^_^;)

出すべき時は出す!

これらは結局、このくらいの金額なら失っても大丈夫という気持ちから出る行動で、それ以上になると人は急にお金を出すのをためらいます。

しかし毎回そのスタンスでいては資産を増やすことは無理なので、出すべき時にはポンと出す勇気も必要です。

 

たとえば、どうしても行きたいと思っているイベントやセミナーのチケットが自分が思っていた以上に高額だったらどうしますか?

たとえ高額でも、もしそれが自分にとって絶対行っておくべきものだったとしたら、思い切って行けばとても有意義なものになります。

 

ここで「高いからまたいつか…」と見送ってしまうと、もう一生そのイベントは開催されないかもしれません。

そうなると、「多少無理してでも、あの時行っておくべきだった」ということになりかねませんよね?

 

人生楽しんでいる人って、行動が早いよね。

投資=自己投資

給与アップも期待薄な今の時代こそ、投資で資産を増やすことはとても重要です。

もちろんお金を失うだけの投資ではなく確実に増やすために使い、増えた分でさらに投資するというやり方でなければいけません。

 

また、ここでいう投資には単に株取引のようなものだけでなく「自己投資」も含まれています。

たとえ一時的にお金が減ったとしても、身に付けた知識やスキル・経験などは自分にしかない一生モノの財産となり、それらが新たにお金を生み出す元となります。

世のお金持ちの中には散財して借金地獄に陥るような人もいますが、本当のお金持ちというのは自己投資にお金を使ってさらにお金を増やしていく人です。

まとめ

日本人はとにかく貯金が大好きですが、それは国が頼りにならない証拠かもしれません。

しかしながら、単なる備えとして貯金しているだけでは使う前に老人となり、経済的な成功者にもなれません。

とにかくお金を貯めたかったら、まずは今あるお金を意義あるものに使ってさらにお金を増やす生き金として使っていきましょう。

そうすれば結果的に経済も回り、最終的には貯金する必要のない時代がやって来るかもしれませんよ。

 

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