物流の仕事は会社の方針によって全く違う

刑務所のような会社

様々な企業を渡り歩いてきた私が、とある物流企業にいたときの話です。

物流系は短期アルバイトから正社員まで何社か経験しましたが、同じような仕事でも会社の方針によって全く違います。

社長と奥さんをはじめ、親族で固めた家族的(?)な会社に勤務していたときは、さほど条件が良かったわけではありませんが比較的ノビノビ仕事をさせてもらっていました。

しかしその後、大手物流企業に契約社員で入社したときは特に大変でした(^^;)

まず、とても規律が厳しい所だったので入社の段階から手続き関係がしっかりしていました。

入社前には費用会社持ちで健康診断に行き、制服や備品もすべて貸与されたので金銭的負担がほとんどなかったのは助かりました。

しかし、仕事内容というのが非常に厳しくつらいものでした(+_+)

まず、ひとつひとつの動作というのがしっかりマニュアル化されており無駄な動きというのは一切許されず、自分のペースでやる事ができません。

というのも作業中は常に管理者から監視されており、ちょっとでも気を抜いたり、少しでも違った動きをしたり流れに乱れが出ると、すぐさま指摘が入るからです。

商品のピッキング~検品~梱包はほぼ流れ作業で、ちょっとした会話も一切禁止、何かあれば管理者を呼ぶといったルールが徹底されていて、常に現場はピリピリムード

集中力を考えて一定時間がたつと休憩を挟むチャイムが鳴り、チャイムが鳴ったら10分間しかない休憩時間にそそくさと皆一斉に数個しかないトイレに行列。

そして、開始のチャイムが鳴る前には持ち場に待機するといった感じでした。

慣れてしまえば気にならなくなってきますが、最初に見た時はものすごく異様な光景でまるで軍隊か刑務所にでも入ったかのような印象でした(^^;)

管理者からのちょっとした声掛けがあるだけでも現場が和んでやる気もアップしそうなのですが、そういったものは一切なく、はっきりいって作業者はロボット扱いです。

私もその会社に入ってから、いつの間にか眉間にしわを寄せる癖がついてしまっていました。

あまり作業者を自由にさせておくと自分で勝手なことをしたり、作業者同士でのトラブルなど面倒なことが起こるので、それを防ぐためにもルールが徹底していたんだと思います。

工場などもそうかもしれませんが、さすが大手企業だなという印象でしたが、一歩間違えれば人間を人間とも思わなくなるやり方なので難しいところですね…

当然こんな職場に違和感を感じて辞めていく人も多く、現場はいつしか日雇い派遣スタッフが占めるようになっていました。

私は結局、契約更新内容の面で不快な思いをしたのもあって数年で退職しましたが、同じ物流企業でもいろいろ違うものですね(^^;)