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失業中に年越ししたら確定申告を必ずしましょう!

確定申告の書類

失業中の確定申告は難しくない!

何らかの理由で会社を辞め、そのまま年越ししてしまったという方もおられるのではないでしょうか。

会社に勤めていたときは、年末が近づくと会社に年末調整の書類を提出し、年明け(もしくは年末)に給与とは別に、年末調整還付金というものが戻ってきたことと思います。

会社を辞めて年内に次の仕事が決まれば新しい勤務先で手続きしてもらえますが、失業中に年越しした場合、年末調整は税務署に自分で確定申告することで行います。

 

源泉徴収票を用意しよう

まず収入がゼロだった場合を除き、確定申告には源泉徴収票が必要です。

納めすぎた税金を取り戻すためにも、辞めた会社から発行してもらいましょう。

源泉徴収票

たいていの会社は退職時に渡してくれるのですが、中にはこちらから催促しないと発行しない会社もありますので…

もし手元にない方は面倒でも前の会社に連絡して下さい。

 

その他、自分で生命保険や地震保険などに入っている人は保険会社から控除証明書が届いているはずです。

会社の年末調整でもしてきたとは思いますが、各種控除証明書も書類に添付して税務署に提出しましょう。

(※平成28年分以降の申告には、マイナンバーも必要になりました。)

申告書の作成は簡単にできる

パソコンで確定申告

申告書は税務署に行って作ることもできますが、自宅で国税庁の確定申告書作成コーナーを利用するのがもっとも簡単です。

私も初めて自分でしたときは若干戸惑いましたが、手順に沿って必要事項を入力していくだけでややこしい計算もすべて自動でしてくれるのでとても楽です。

なお、作成した申告書は書面提出またはe-Taxで電子申請のどちらかを選べます。

 

書面提出の場合、プリンターで印刷した申告書を添付書類と一緒に管轄の税務署に郵送(または持参)するだけで後日、自分が指定した金融機関に還付金が振り込まれます。

(提出する用紙・添付書類および郵送する税務署の住所は、申告書の作成終了後に確認できます。)

 

e-Taxを利用した電子申請の場合、税務署で発行されたID(利用者識別番号)とパスワードを利用した「ID・パスワード方式」と、「マイナンバーカード方式」があります。

より簡単なのはマイナンバーカード方式ですが、マイナポータルアプリに対応したスマートフォンまたはICカードリーダライタが必要です。

 

印刷や郵送の手間を省きたいならe-Taxがおすすめですが、失業して自分で確定申告するのは今回限りという方も多いと思います。

電子申請がよくわからなかったらとりあえず、書面提出での申告方法を選んでおきましょう。

 

確定申告はたとえ還付金がゼロでも必要

税務署で確定申告

申告書を作成すると還付金の額も表示されますが、まれに少額だと申告しない人もいるかもしれません。

しかし、毎年申告しないと年収が把握できないため翌年の税金などの計算ができません。

実は私もほとんど収入がなかった年に申告書を提出せずにいたら、4月になって税務署から別途申告するよう通知が来ました(^_^;)

ですので、たとえ還付金や年収がゼロの場合でも申告だけはしておきましょう。

 

やり方がよくわからない場合は直接税務署に行ってもできますが、どのみち自分で税務署にあるパソコンなどで作成することになります。

期間中はおそらく専門のスタッフが待機していると思いますので大丈夫ですよ。

まとめ

今まで会社がしてくれた年末調整を自分でやるとなると、初めは戸惑いますよね。

しかし確定申告自体はそれほど難しい作業ではないので、国税庁の確定申告書作成コーナーの手順通りに記入していけば簡単に終わります。

失業して自分で申告する機会はあまり無いとは思いますが、早めに済ませておきましょう。

なお確定申告の時期は原則、毎年2月16日~3月15日ですのでお忘れないように!

 

※申告についての詳細は国税庁ホームページでご確認ください。
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