うらやましいの裏にあるもの
日々生活していると、何もかもすごく充実しているように見える他人がうらやましい、そんな他人の姿を見てなんだか面白くないと思う時があったりしませんか?
そういう時というのは、いま自分が充実感を感じていない証拠です。
他人と比較するのは意味のないこと
私も親から他人を褒める話ばかり聞かされたり、好きな有名人の楽しそうなブログを読んでいても、なぜか時々心が寂しくなるときがあります。
このように他人の喜びが「素直」に受け入れられない状態のときは他人と自分を比較してしまい、ますます自分が惨めに感じてしまうものです(^_^;)
しかし、他人と自分を比較することに何の意味もありません。
スピリチュアルでは究極的にはすべての人間は元々ひとつであるとも言いますが、他人と自分というのはまったく別の個性をもった人間です。
顔や背丈・性格・特技などひとりひとりがそれぞれの個性を持っているからこそこの世界が成り立つのであって、他人と同じでないからといって自分を卑下する必要はありません。
人は人、自分は自分。
自分の軸を見失ってはいけない
それから人間には感情があるので、悲しかったり楽しくなかったりするのは当たり前です。
自分が喜びを感じていないときというのはつまり、いま自分が中心軸からズレているだけだということです。
他人がうらやましいと感じたとき、怒りや悲しみを感じたときは「あ、いま自分はこんな風に思っているんだな」と少し離れたところから自分を見つめてみましょう。
うらやましい、悲しいといった感情がわくのは、自分ではない誰かに基準を合わせているのが原因で、自分を見失っている状態です。
つまり、自分を外側の出来事に合わせるのではなく、常に自分の内側に合わせることが大事だということですね。
いつでも内側に合わせる癖をつけてしまえば、他人の影響でズレてしまった軸をすぐに自分の中心に戻すことができるようになります。
「私はどうしたいのか」を明確に!
そのシーンは一部分にすぎない
また、他人が良く見えるときはその人の一部分しか見ていないということでもあります。
つまり、他人の長いストーリーの中のいちばん良いシーンだけを切り取って見せられているだけに過ぎないんです。
ブログでも何でもそうですが、だいたい人は良かったことしか他人に話しません。
良かったことばかり聞かされるとすごく「リア充」に見えてうらやましくなりますが、その裏では苦労があったり、嫌な思いをしている可能性も高いということです。
もしかしたら、あなたも他人から見たらうらやましく思われているかもしれませんし、幸せそうな人に見えても全体像を見たら、あなたと大して変わらなかったりするものです。
テレビ番組も、何時間も収録して使われるのはたった数分とか言うよね。
まとめ
誰かのことがうらやましくて仕方ない、嫉妬してしまうときは、自分を見失っている可能性があります。
そんな時はまず「自分はどうしたいのか、どうありたいのか」を思い出し、軸を自分の中心に戻す癖をつければ、いちいち他人に影響されずに済みます。
また、他人を見て悔しいと思うのは「自分にだってできる!」というパワーが秘められている証でもあるので、理想とする自分になることも難しくないはず。
あなたという人間は、宇宙が地球上に生み出した「たったひとりの尊い存在」です。
あなたはあなたで完璧なのですから、他人に振り回されることのないようもっと自分を大事にしましょう!
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